動物と植物、あなたに必要なのはどのアブラ？ [脂質]
こんにちは！（＾－＾）
今回はアブラのちょっとディープな話を
お届けします。
アブラを種類わけしてみましょ。
ざっくりと理解できればバッチリなので
肩肘はらずにいきましょう！
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①まずひとつめの分け方。
まえがきにも書いたのですが、
アブラには
動物性の「脂」と、
植物性の「油」があります。
これはなんとなくわかるのではないでしょうか。
「脂」のほうは
飽和脂肪酸と呼ばれています。
ラードとか牛脂とか肉のサシとか。
あと乳製品に含まれているのもこっちですね。
そして「油」のほうは
不飽和脂肪酸と呼ばれています。
サカナから取れる油や植物油が
こちらの仲間になります。
このうち片方は自分から取る必要はありません！
どっちでしょうか？
デレレレ・・・
はい！正解は「脂」です！
飽和脂肪酸と呼ばれてるほうですね！
なんでとらなくていいの？
その理由はふたつあります。
ひとつめ。
こっちの脂は動物からとれるものです。
つまり、人間も動物、ということで
人間の体内で作ることができちゃいます。
自前で調達できちゃうんですねー。
だからわざわざとらなくてもオッケーです。
そしてふたつめ。
だいたいこちらの脂は
牛とか豚からとることになりますよね？
彼らの体温はけっこー高いです。
僕は大学時代に牛の世話したことがありますけど、
体にさわるとメチャクチャ熱かったです。
つまり彼らの体を流れる脂は
その体温でとけるようにできています。
この脂が人間の体に入ると・・・
牛や豚より体温が低いので
すっごい固まりやすいんですよね。
当然血管のつまりや血流の悪さに影響します。
というわけで
動物や乳製品の脂は
ちょっと控えるようにしましょう！
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じゃあ植物性の油ならいいんだ！
ヘルシーそうだしね！
なんて思っちゃいますよね。
でもそういうわけでもないんだな、これが。
「油」もふたつに分けられるんです。
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②ふたつめの分け方
「油」はふたつに分けることができます。
そのひとつが
オメガ３です！
なんかかっこいいですね！
こちらは魚油や亜麻仁油など。
青魚にたくさん含まれています。
そしてもうひとつが
オメガ６です！
こちらはごま油、マヨネーズ、コーン油など。
お店で売ってる油はたいがいこっちですね。
オメガ３もオメガ６も
人間の体ではつくれないので
食べ物からとるしかないんですが、
やっぱり片方はとりすぎるとまずいんです。
なんとなく予想つくかもしれませんが、
それはオメガ６のほうです！
よくみんなが食べるほうです！あちゃあ！
毒ではないので、
食べたらまずい、というわけではないんですけどね。
バランスが大切なんです。
日本では目安として
オメガ３：オメガ６が１：１～１：４になると、
ベストだといわれています。
それじゃ実際普通に生活してると
どんなもんなのでしょう？
普通に生活してると、
このバランスは１：１０～１：４０くらいです。
そんなもんなんですって。
マジかよ！ってかんじですよね。
オメガ６が多くなると
お肌に炎症ができちゃったり、
細胞が硬くなって血管や心臓がいたんだり、
体調がおかしくなってしまいます。
極力料理に使う油は減らして行きましょう。
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だいぶ長くなったのでまとめますね。
「脂」…動物性。とらなくても可。
「油その１」…オメガ３。魚油。亜麻仁油。とるべし。
「油その２」…オメガ６。サラダ油。マヨネーズ。へらすべし。
ざっくり分類ですが、
これだけでも知っとくとだいぶ違うのでは。
今回はこんなもんです。
植物油でもとっちゃだめなのがあるのは
要注意ですね。
